ただ長さを測るだけではない、メジャーの使い方
最近では自宅で色々なものを作る人が増えています。
そのような人たちは、インターネットや雑誌を参考に必要な工具を揃えて、作りたいと思っているアイテムを作っていくものです。
そのような初心者の人でも必ず持っているアイテムがメジャーです。
メジャーは長さを測るために必要なアイテムであるために、DIYをするにはなくてはならないものでもあります。
しかし、実際、メジャーというのは長さを測るために使う以外にも色々な使い方があるのです。
メジャーの選び方
メジャーをしっかりと使いこなすためにはきちんと使いやすいものを選ぶことが必要です。
工具というと、電動のこぎりや金槌といったアイテムはこだわる人が多いですが、メジャーはあまりこだわらないという人がいます。
しかし、メジャーはしっかりと選ぶことが重要なアイテムであり、きちんとしたものを選んでおくと作業が大幅に楽になりますし失敗も防ぐことができるのです。
まず、素材として、水平保持力や垂直保持力が高い固めの素材ものが使いやすいです。
また、スケールの周りがゴムで覆われているものを選んでおけば、落とした場合にも床やフローリングを傷つけてしまうといった心配をする必要はありません。
メジャーの測定方法
メジャーがあれば長い距離も一人で測ることができます。
メジャーの先に爪があり、これを引っ掛けることで、誰かに持ってもらうのと同じ効果があるのです。
ただし、慣れるまでは引っ掛けた爪の部分が外れてしまうといこともあります。
コツとして、爪を引っ掛けてそこからそのまま力を入れたまま引っ張るとテープがたるむことなくうまく測ることができます。
また、メジャーといえば横幅を測ることがメインであり、縦のものは一人で測ることは無理だと思われがちです。
しかし、コツを掴めば一人で自分よりも背の高い縦の長さも測ることが可能になります。
例えば、天井高を測る場合、コツとなるのが天井から測るのではなく床から測るということです。
そして、一般的に天井は2メートル40センチほどなので、メジャーをあらかじめ3メートルほど引き出しておきます。
測り方は、まず爪の部分床に合わせて伸ばしておいたテープを上の方に持ち上げていきます。
この時、水平保持力の高い素材のものを用いておけばテープが倒れることなく上までまっすぐ伸びるのです。
次に、天井まで到達したらテープは折れ曲がることになります。
ここで、しっかりとテープを天井まで押して天井につけるようにすれば、折れ曲がっている位置が天井高を示すことになるのです。
爪は床と巾木の間に挟んでおけば初心者でも簡単に固定ができてうまくメジャーを扱うことができます。