手作りすることも可能なディスプレイキャビネット
机や本棚には、ときどき引き出しのような感じで取り付けられており、引き出すと机の延長のような形でも使用できますし、扉にもなるという便利な物が存在しているのです。
近年は通信販売でもこのような種類の製品が売られているのですが、このように延長テーブルとしても利用できる上に、扉としての機能もある物をディスプレイキャビネットと呼びます。
じつはこのディスプレイキャビネットは、自分で手作りすることも決して不可能ではありません。
重要なのはどのような構造になっているのかを知っておくことと、必要な材料を揃えてくることだけです。
見た目は普通の引き出しのような感じですが、何か物を入れるスペースは殆どないので、引き出して物を置くために使用します。
ただし、あまり重い物は置けないので、軽い物を置くために使用しましょう。
さらに軽く引っ張り出すことによって、扉として使用できるようになる仕組みです。
とても難しくて複雑な構造になっていると感じる人もいるでしょう。
しかし、実際にはそれほど複雑な構造にはなっていません。
まずはディスプレイキャビネットとして使用する板を購入してきます。
後はレールを購入してくればよいのです。
板を加工して取り出しやすいようにしておき、レールを内部に取り付けておけば、簡単にディスプレイキャビネットができます。
丸い突起が付いている方を前面に取り付けておけば、一定以上引っ張り出すと扉になり、完全に引っ張り出さなければテーブルとして使用できるのです。
数千円で加工が可能になる
ディスプレイキャビネットを作るためには、あまりお金はかかりません。
もちろん取り付けるための棚や大工道具を全く持っていない場合には、それなりのお金が必要になってしまうでしょう。
すでに取り付け可能な棚などがあり、大工道具を持っているという人も多いので、このような人であれば数千円の費用でディスプレイキャビネットを取り付ける加工が可能になるのです。
まずは適当な大きさの板を購入してきましょう。
ディスカウントストアに行けば、いろいろな厚さや大きさ、材質の種類の板が売られているので、最適な物を購入します。
後はディスプレイキャビネット用のレールを購入してきましょう。
ただ真っ直ぐになっているレールだけでは意味がないので、扉が90度動かせるような丸い突起状のアイテムも一緒に購入しないと、ディスプレイキャビネットは作れません。
購入したら棚の内部にレールと丸い突起を取り付け、板をはめ込めば完成です。
当然微調整をする必要があるので、最初は少々苦労するかもしれませんが、初心者でもできるレベルなので安心できるでしょう。
既製品も売られていますが、比較的高くなっているので手作りがおすすめです。