遺品整理などをしていると、銀貨や金貨のコレクション、記念品の金杯、銀杯が出てくることがあります。沖縄は1973年までアメリカ合衆国の一部だったため、遺品整理をしていると、大量の1/4オンス銀貨が出てくることもあるそうです。ここでは貴金属買取業者の査定ポイント、買取業者の選び方を徹底紹介します。
貴金属買取業者の査定ポイント
金や銀は、金属的価値が高い貴金属です。そのため買取をしている業者も買取業者だけでなく、正規の貴金属店からリサイクルショップまでさまざまな店舗で買取が行われています。
貴金属はプレミアがつくものと地金の2種類があります。プレミアがつく貴金属は、アメリカンイーグル金貨・銀貨、カナダメイプルリーフ金貨・銀貨、オーストリアウィーンフィルハーモニー金貨・銀貨です。コイン以外の地金は、買取り方法が違います。金は1グラムから買い取ってくれますが、銀は30キロからの買取となります。そのため、銀地金を買取りしてもらう際は注意が必要です。
貴金属を買取りしてもらう際は、汚れを落とします。特に銀製品は、黒くサビた分だけ重くなります。メガネを拭く布等で丁寧に拭いて掃除をします。
この際にサビや汚れが落ちないからと言ってピカールのような金属磨きを使用してはいけません。確かにさびはきれいに落ちますが、金属の表面まで削ってしまい、結果キズがついたり、グラム数が減ったりするからです。また、プレミアがつく金属は傷の有無が買取価格に響きます。ピカールで一見ピカピカになったように見えても拡大鏡でみると傷だらけの状態になります。このように傷つくと、プレミア価格が相殺されて地金以下の価格になる可能性もあり得ます。
あまり知られていませんが、金地金と宝石が合わさっている者の場合、原則として金が優先されて買われます。指輪の宝石がいくらきれいであってもそれらは買取価格に入りません。そのため、宝石と金が混ざっているジュエリーを売却する場合、宝石も一緒に買取をしてくれる買取業者に依頼する必要があります。
買取業者の選び方
さまざまな買取業者がありますがどんな点にフォーカスしたらいいのでしょうか?
多くの貴金属買取業者はホームページを所有しています。先ずはそのページをみて信用できるかどうか判断します。
専門の鑑定士が在席しているか、買取実績があるかなどを確認しましょう。
買取業者がある程度絞れたら、電話や問い合わせを行い対応をチェックしましょう。もし顧客への返信が遅かったり対応が悪かったりすると良い買取業者とは言えないでしょう。
そのように何店舗か電話をしてちゃんと対応してくれる貴金属買取業者を選びましょう。
下記のような綺麗な貴金属だけでなく少量の金や曲がった金でも買取対応している店舗もあるので、商品の状態が悪く売却を諦めている人もチェックしてみてください。
・金、貴金属の高価買取り|ブランド品の買取ならエコリング